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子どもは空間の大きさを自分の身体で確認しようと、どんな隙間にも入り込もうとします。しかし、子どもの体形は胴体より頭部の方が大きいため、胴体は通ったが頭部が抜けないという一番危険な状態に陥ってしまいます。そのため遊具では「胴体が入らない」又は「胴体が入ったら頭部も容易に抜ける」寸法での設計が重要です。高難度系遊具とは、遊びの価値として、利用する際に足元が不安定であったり、しっかりと掴める箇所が無かったりする要素を有し、万が一体勢を崩した場合に頭部・頸部や肩からの落下が容易に想定される遊具です。遊具の選定と配置計画大可動系遊具とは高難度系遊具のうち、大きく可動する構造を持つ大型の遊具で以下の3項目のうち、複数に該当する遊具とする。1)揺れ幅が大、制御できない状態になるもの、三次元的な動きをするもの。2)定員の制限が難しく、過剰人数で利用されやすいもの。3)振り落とされる危険性の高いもの。 この規準は、一般社団法人日本公園施設業協会が、「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版)」(平成26年6月“国土交通省・改訂第2版”)の内容に沿って、子どもにとっての「遊びの価値」を尊重し、重大事故を予防するという観点から策定されたものです。遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014頭部・胴体の挟みこみについて●硬質な部材で構成された開口部には「JPFA点検器具B」の100×157mmの部分、柔軟な部材で構成された開口部には「JPFA点検器具A」のφ127mmの部分が入らないようにする。指の挟み込みについて●幼児・児童の利用を対象とする遊具においては、φ8mmの丸棒が入ってφ25mmの丸棒が入らない隙間や穴は指が抜けなくなる恐れがあるので設けてはならない。ただし規準書に記載の条件のいずれかを満たした隙間や穴は、この対象としない。安全規準の一例をご紹介手でしっかりつかまるところがない、立面、座面が揺れ動く等、安定していない。立面、座面が揺れ動く等、安定していない。安定な空間がない。高難度系遊具について大可動系遊具について頭部の通り抜けについて●「JPFA点検器具A」のφ230mmの部分が入る場合は頭部が通り抜ける開口部なので頭部・胴体の挟み込みについて適合。入らない場合は胴体が入って頭部が通り抜けない開口部なので頭部・胴体の挟み込みについて不適合となります。295

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